ミラーレス一眼を発売しているメーカーは7つ!
現在、ミラーレス一眼を発売している国内メーカーは7つあります。
ミラーレス一眼のみの専業メーカー4社と一眼レフタイプもあるメーカー3社でに大きく分けることができます。
ミラーレス一眼のみを発売しているメーカー
オリンパス
主力は一眼レフスタイルのOM-Dシリーズで機動性と高画質の両立を図っているのが特長。
強力な手ブレ補正や防塵・防滴性が魅力。
シグマ
APS-CサイズのsdQuattroとAPS-HサイズのsdQuattroHを販売。
フルサイズミラーレス一眼の開発もやっている。
パナソニック
ミラーレス一眼の元祖メーカーで、独自の空間認識AF、充実した動画機能が強み。
フルサイズミラーレス一眼も発売。
富士フイルム
フィルムっぽい発色とクラシカルなテイストで人気が高いAPS-CサイズのXシリーズや中判のGFXシリーズがある。
ミラーレス一眼と一眼レフを発売しているメーカー
キヤノン
一眼レフが主力で、ミラーレス一眼はエントリーモデルや中級がメインだったが、2018年秋にフルサイズのEOS Rを発売して巻き返し図っている。
コンパクトなNikon1シリーズと入れ替わって、2018年秋にフルサイズのZ7とZ6が登場。
今後はミラーレス一眼にも力を入れていくらしい。
ソニー
フルサイズのミラーレス一眼が主力でAFと連写のパフォーマンスが高い。
機種数も多くて交換レンズも豊富。
ミラーレス一眼専門メーカーはパナソニック、オリンパス、シグマ、富士フィルムの4社
国内のカメラメーカーでミラーレス一眼を発売しているのは7社で、かつてはいずれも一眼レフを発売していたものの、この数年でミラーレスへとシフトが進みました。
パナソニックが世界初のミラーレス一眼となるLUMIX G1を2008年に発売して、翌2009年にはオリンパスのPEN ELP1が登場。
パナソニックとオリンパスの2社はミラーレス一眼へのスタートが早かったので、一眼レフに見切りをつけるのも早かったですね。
また、交換レンズメーカーとして知られるシグマは、一眼レフと同じSAマウントを採用したsdQuattroを2016年に発売して一眼レフからミラーレスにスイッチ。
富士フイルムは、2000年代にニコン製のカメラをベースにした一眼レフを発売していたんですが、2012年にX-Pro1を発売したのを皮切りに独自規格のXシリーズを展開しはじめました。
ニコン頼みだった交換レンズもすべて自社でつくりはじめましたね。
パナソニック、オリンパス、シグマ、富士フィルムのの4社は、現在、ミラーレス一眼の専業メーカーになっています。
キヤノンとニコンは一眼レフ偏重で出遅れ!いまになってフルサイズ
残りの3つのうち、ソニーは一眼レフと同じAマウントを採用するSLT一眼トランスルーセントミラー式カメラ。
じつは厳密には一眼レフではないんですが、その後に純粋なミラーレス一眼として開発されたEマウントの2つのタイプを発売。
ソニーのEマウントは2010年に発売されたNEXシリーズからで、2013年にフルサイズセンサーを搭載した7が登場して、大きくシェアを伸ばしていますね。
残り2つはカメラ界の重鎮キヤノンとニコンです。
一眼レフ偏重体制だったキヤノンとニコンは、ミラーレスへの対応が一番遅かったんですね。
2018年秋、歩調をあわせるようにキヤノンがEOS R、ニコンがZ7、Z6の初ミラーレスを発売しました。
いずれもフルサイズミラーレスです。
その影響を受けてかどうかはわかりませんが、パナソニックとシグマもライカLマウントを採用したフルサイズミラーレス一眼の開発を表明しました。
ソニーだけだったフルサイズミラーレス一眼の市場に、今後は5つのメーカーが参入してしのぎを削ることになるようです。
一方で、オリンパスは2019年2月に「完全ミラーレス宣言」ともとれるOM-D M1Xを発表しました!